- Home
- Nuxt3 + Nuxt Content v2でブログを作成するメリットとデメリット

Nuxt3 + Nuxt Content v2でブログを作成するメリットとデメリット
このブログはNuxt3とNuxt Content v2を使用して作成しました。実際にブログを作成してみてNuxt Content v2を使用することのメリット・デメリットや感じたことなどを書いていきます。
この記事を読むと、
- ・ Nuxt Content v2で構築するのにオススメの人
- ・ Nuxt Content v2の概要
- ・ WordPress・microCMSとの違い
- ・ 実際に構築して感じたメリット・デメリット
がわかるようになります。
Nuxt Content v2で構築するのにオススメの人
- ・ エンジニアなど、プログラミング知識がある人
- ・ 個人ブログ運営者
- ・ サーバー代をとにかく安くしたい人
Nuxt Contentとは何か?
Nuxt Contentは、Nuxt.jsで利用できる静的コンテンツ管理のためのプラグインです。Nuxt Contentを使用すると、JSONやMarkdownファイルなどの静的なコンテンツを簡単に管理できます。
Nuxt Contentには、コンテンツをフィルタリング、ソート、ページングするための便利なAPIもあります。このAPIを使用すると、コンテンツを動的にフィルタリングし、表示できます。
そのため、Nuxt Contentを使用すると、ブログ記事・ニュース記事・製品リストなどのコンテンツを簡単に作成できるようになります。
なお、Nuxt Content v2はNuxt3に対応したバージョンとなります。
WordPress・ヘッドレスCMSとの違い
同じような機能を持ったものとしては、WordPress・ヘッドレスCMSが上がってくるかと思います。
WordPressやとヘッドレスCMS違いで一番大きいところは、Nuxt Contentには管理画面がないことです。管理画面からログインを行い記事を書くという機能は用意されていないです。
では、Nuxt3でコンテンツを作成するにはどうすればいいかというと、**Markdownファイルを作成して直接書き込んでいきます。**IDEなどを使用すればMarkdownファイルを編集するための補助機能があるのでスムーズに書いていくことができると思います。
ただし、gitを使用したりコンポーネントを使用したりと、エンジニアではない人が書いていくのは結構厳しいかなと思います。
そのため、エンジニアを目指す人やエンジニアである人、フロントエンドの勉強をしている人にはオススメです。
実際に構築して感じたメリット・デメリット
メリット
安い
サーバーが不要な静的サイトで作成しているため管理費が安いです。現在、サーバー代は現状ほぼ0円で、かかっている費用としてはドメイン代のみです。
WordPressでブログを立ち上げようとするとPHPの使用できるサーバーが必要であったり、ヘッドレスCMSも無料だと機能に制限がかかっていたりするので、そちらに比べると断然安いかなと思います。
ちなみにサーバーはCloudFlareを使用しています。
勉強になる
**サイトを0から立ち上げるというのはとても勉強になります。**Nuxt Contetの操作はもちろん、ドメインの設定やCI/CDの構築なども自前で行うことができるので、現場ではなかなか触れることのない領域に直接触ることができます。
レンタルサーバーによってはWordPressが構築済みの環境をすぐに使用できたりしますが、エンジニアの経験値という意味では少し薄くなってしまう部分があります。
そういう意味でも、勉強の一環で作成してみるのはありと思います。
カスタマイズが柔軟
このサイトのデザインはすべて自前で作成しています。components/content
内にProseコンポーネントを作成するとHTMLタグに対応するコンポーネントを自動で使ってくれます。
デメリット
資料が少ない
Nuxt Content v2がまだリリースされてから日が浅いため情報が少ないです。頼りになる情報はほぼ公式サイトのみで、その公式サイトも英語で書かれています。
また、v1の情報も混在するのでどの情報が正しいのかを自分で取捨選択する必要があります。
デザインテーマはない
WordPressなどはデザインテーマが豊富ですが、Nuxt Content v2には存在しません。つまり、自分で作成する必要があります。
まとめ
Nuxt Content v2が正式リリースしてからまだ日が浅いです。今後も機能が拡張されていると思うので楽しみにしたいと思います。